Open Ajax Alliance
Zimbra社はOpen Ajax Allianceの共同設立者であると同時に、同組織への技術的貢献において中心的な役割を果たしております。2005年以降、当社はIBM、Eclipse Foundation、Mozilla Corporation、Apache Foundation、Dojo Foundation、Red Hat、Yahoo、Googleをはじめとする各種企業および組織の皆様方とのパートナーシップによる協力体制の下、同組織の推進に取り組んで参りました。
Open Ajax Allianceの目指すゴールは、Ajaxモデルに新境地を開いたZimbraをはじめとする各種ソリューションに対し、これまでにはない極めて容易な操作を可能にしたリッチなユーザーインターフェースを提供することです(Zimbra社によるAjax UIは2003年後半に発表されました)。また同時に、クライント・ブラウザ、OSおよび機器/ハードウェア、ならびにサーバーコンテナ/言語(Java、PHP、Ruby、C#等)、OSおよびハードウェアからの独立性を保持した強力なAjaxプラットフォームの確立を目指しています。
Open Ajax Allianceのメンバー各社は、既存のオープンソース・コミュニティを通じた協力体制こそが、WWWのマルチクライアント/マルチサーバーという提供価値を守る最善の方法であると信じております。私どもはその信念に基づき、Ajaxおよびその他のWeb 2.0テクノロジーによるよりリッチなユーザー・インターフェースを提供して参ります。
当社はOpen Ajax Allianceに対し、Kabuki Ajax Toolkit(AjaxTK)を提供しております。Kabukiとは、ウィジット、イベント・フレームワークおよび通信用ツールを標準装備したオブジェクト指向によるJavaScript ランタイム・ライブラリです。Kabukiは現在、MozillaおよびApacheによる公衆使用許諾契約書の下、入手することが可能です。KabukiはZimbra Collaboration Suiteとは別に単独でのダウンロードが可能です。さらに、同技術への貢献を希望されるオープンソース開発者はZimbraコミュニティーへのご参加が可能です。
同時に、Open AjaxはKabukiに加え、Dojo Toolkitをはじめとする他のAjax ランタイムにも対応しています。目標は、現在わずかしか存在しないオープンソースによるAjaxツールキット・ラインタイムがクリティカルマスに達することを目指すことであり、各ランタイムがEclipseおよびMozillaによる技術と効果的に統合することを実現することです。
Zimbra社の核となる使命とは、一般ユーザーおよび管理者双方にとってのメッセージング&コラボレーションにおけるエクスペリエンスを劇的に改善することです。しかし、それではなぜ、Kabuki AjaxTK技術をZimbra Collaboration Suiteから分離して共有する道を選択したのでしょうか。
- Zimbra Web 2.0のユーザー・インターフェースを利用するZimbraユーザー、管理者および開発者はいずれも基本的にAjaxに依存しています。従って、オープンソースであり、あらゆるクライアント/サーバー・テクノロジーと連携するAjaxプラットフォームに対しクリティカルマスを実現するための支援を行うことは当社の義務でもあります。
- 当社はKabuki AjaxTKに対し革新、拡張および強化を実現することでオープンソース分野全体に資することができると信じております。これは、Zimbraコミュニティが単独では成し得ない投資と言えるでしょう。
- ほとんどのZimletsはXML宣言が明示されている一方で、当社としては、EclipseおよびMozillaによるオーサリングおよびデバック技術の利点を活用したカスタムのAjaxコードを使用して、開発者の皆様がより容易にZimletsの強化を実現できるようにと願った結果によるものです。
- 最後に非常に重要なことは、Zimbraがオープンソース・コミュニティから享受した恩恵は計り知れないものであり、受けた恩恵をコミュニティに還元する方法の1つがこうした取り組みによるものであったためです。
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